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エッチング銘板の文字高・線幅に注意が必要です

東京銘板で扱うエッチング銘板は製作条件に文字高や線幅の確認が必須です。

大きいサイズの館銘板などの文1列もしくは2列程度の表記であれば、ほぼ問題ないですが、

サイズが小さめの銘板や行数が多いものは文字高・線幅が製作条件を満たしているか確認が必要です。

エッチングでも凹文字と凸文字で異なる製作条件

エッチングは凹み部分に色をいれる表示方法です。

文字部分をに色入れをする凹文字と背面に色を入れ文字は地色で表現する凸文字があります。

製作サイズによっても条件が異なるため以下は参考数値となります。

凹文字の製作条件

・文字高H3mm以上(大型サイズの場合はH5mm以上)、線幅0.2mm~0.3mm以上です。

凸文字の製作条件

・文字高H3mm以上(大型サイズの場合はH5mm以上)線幅0.3mm~0.5mm以上です。

サンプルは線幅0.1mmもありますが、凹凸どちらも表示がやや見えにくいです。

0.3mm程度あると、しっかりと線を認識できています

作成する銘板の取付場所が見る位置から離れているような場合はできるだけ

線の太さや文字のサイズを確保している方が望ましいです。

作成する銘板のタイプの違いで異なる条件

エッチング銘板にも様々な用途の銘板があります。

比較的小ぶりなタイプの機械銘板や絵画銘板は最小の文字高3mmで製作することもあります。

しかし、寄付者銘板のような大きいサイズの銘板になりますと文字サイズはH5mm以上が必要です。

寄付者銘板の一般的なレイアウトについてかこちらのページで詳細にご説明していますので、ぜひご一読ください。

寄附者銘板の一般的なレイアウト・文字サイズについて

ステンレス寄付者銘板

このようにエッチング銘板は文字サイズ、線幅の制限があることと、

製作するタイプの銘板によって、表示入れのできる文字のサイズが変わってきますので、

弊社でレイアウトを作成する場合は上記を踏まえた原稿をご提出しています。

お客様でillustrator形式のデータ入稿をいただく場合はお見積りのご依頼時に

データを一緒にお送りいただけましたら入稿データでの製作可否の確認もいたしますので

お気軽にお問合せください。